vol.367 外れた者
2024-12-10
・為政者と外道の違い
・外道にならないと覚醒は出来ない?
・覚醒の度合い
・ニサルガの場合
・坊主の息子の覚醒
・3.28次元の覚醒
・満足した小次郎
柳生宗矩と武蔵あるいは小次郎というのは違うと。
武蔵・小次郎って「外道」って言ってるじゃないですか。要するに人の道を外れた者たちだよね。で宗矩ってのは「柳生家」だから。
柳生家ってのは本来チャンバラ専門じゃないですか。で、剣豪だから大名ぐらいにはなれるけどってのがあったけども、結局宗矩は家光の側近になってるわけですよね。
あれ、なんつったかな、なんか役職があったんですよ。今ど忘れしちゃったけども、江戸城に勤めてるわけですよね。 つまり、なんつうの、そっち側。その…支配者側に行ってるわけね。その辺が違うのね全然。外道と為政者側では違うんですよ。やっぱ生き様っていうかね、心構えが違ってきて、やっぱ外道にならないと覚醒はできないんですよ。そこが難しいよね。
要するに孤独?孤独じゃなくて「独り」になんないと覚醒はできないんです、絶対に。これはもう100%間違いない事実。
あと祖心尼にもそうだよね。祖心尼ってのは肚のある、肝の据わった女性で、しかも頭のいい女性なんだけども、この人も…そうだよねやっぱし、その…江戸城に勤めてた人だから。春日の局に気に入られてね、頭いいからね、 気に入られて、側近になって、で、江戸城に入って、家光に気に入られてるっていうのはやっぱあるよね。
で、そういう「普通の社会」 たとえ江戸城にいようが、一般社会と同じなのよ、やっぱり。
「人間社会」にいるか「人間社会」から「外れてる」かによるわけ。要するに、もう人間社会から外れないと、覚醒っていうのは成り立たないんですよ。
だからみんな山の中行くでしょ?山の中行ったってダメなんだけどね、本当はね。ダメっていうか、ダメなことはないんだけど、やりやすいんだけども。
今度はね、「覚醒の度合い」ってのが関わってくるわけ、そこに。
「覚醒の度合い」ってのは何かかっつうと。
要するにね、ニサルガダッタってのは、やっぱその、結婚もして、普通の町のタバコ屋さんもやってとかやってるわけじゃないですか。そういうとこからやって覚醒した人ってやっぱすごいんですよ。
じゃなくて、もう坊主で……途中から坊主に入った人は知らないよ、そこまでいろんなことやってたからね。そうじゃなくて、生まれた時から坊主で全然外界と関わり合いがなくて、で、覚醒しましたって人もいるわけで、中に、たまに。で、そういう人の覚醒ってのは、表面(今世)だけ見ると大したことないんですよ。
ただし、 これも複雑な事情があって、前世でもうとんでもないことやってきてっていうのはやっぱあるわけ。で、そういう人が最後の仕上げで覚醒したいからっつうんで坊主の息子に生まれてきて、坊主になって、で覚醒したっていうのもやっぱあるわけよ。
だから、一概には言えません。言えないけども、やっぱ、そのね…覚醒の段階っていうのがあって。
どこまでその現象界?もうこの3.28次元だけじゃないんだけど、いろんな次元あるでしょ? 3次元もあるし、3.1次元もあるしさ、3.9次元もあるよね。なるべく低いとこで頑張って覚醒した人の方がやっぱ完全覚醒に近いところに行った人の方が、やっぱ力は強いよね。その覚醒の。
でも、えっとね、覚醒しやすいっつったら変だけども、そこのバランスよ。低いとこで、しかも覚醒しやすい…しやすいっつうか、覚醒できる可能性が高いところってのはここなの。今ここ。「3.28次元」
まあ少しぶれてるけども。3.3とか、3.26とか行ったり来たりしてるけども、そこがね、ここが1番今ね、 ここで覚醒したらね、結構なとこ行けますよ。だからみんなね、宇宙全史勉強して頑張ってくださいっていうことですね。
大変でしょ、今。あれやんなきゃいけないね。20年後の世界の収録の。この後やろうかな?
スーザンさん、まだいっぱいあるね。
『小次郎は獣として、外道としてシンプルに生ききることができ、武蔵は巌流島の決闘以降「人としての後半生」(葛藤)が始まっていった』
そうだね。よく読んでるね。
『そして、それが日本の地球のその後の時代を象徴していた。』
そうですね。だから武蔵が選ばれたというか、残るように言われたんですね。
で、ある意味、小次郎はもう卒業でいいよということになったわけですよね。小次郎は満足してるね、向こうではね。もう出てこようと思ってないね。 よっぽど幸せだったんだよ、あの戦いが、その巌流島の。
武蔵もそうよ。あの時幸せだったんだけども、出てきたらまたその自分の…エゴにとらわれちゃったんだね。で、そこでまたグルグルグルなってるわけ。ということです。はい、また次回やりましょう。